* PROFILE *

 

hiroko sakai, ひろこ、アーティスト

Author : Hiroko Sakai
福岡県出身
アーティスト

 

ウエブサイト
www.hirokosakaifineart.com

 

Hiroko Sakai

* BLOG SITES *

 

ランキングに参加しています。ポチッとクリックで応援よろしくお願いいたします

 

 

 

 

* RECENT POSTS *

* CATEGORIES *

* ARCHIVES *

* LINKS *

 

HIROKOの作品はオンラインポートフォリオでご覧になれます
www.hirokosakaifineart.com

アーティストウエブサイト、メデューサ、hiorko

 

オリジナルの油絵からアートグッズまで,HIROKOのアートはオンラインでご購入いただけます
www.hirokosakai.com

アーティストオリジナルオンラインショップ

 

サンフランシスコで暮らし始めた頃のエッセイです
San Franciscoからこんにちわ!

エッセイ,サンフランシスコからこんにちわ

 

Enjoy Hiroko's Blog in English
hirokosf.wordpress.com

Hiroko Sakai Blog, Life is Beautiful

 

 

 

* SEARCH *

検索エンジン Mono Search

あるアーティストがわたしに教えてくれたこと

2012.04.27 15:22|アート&アーティスト



先々週、突然お亡くなりになったiマックん2号の引き継ぎに伴って、ここしばらくは、大幅に狂ったスケジュールの対応に追われる毎日を過ごしています。
次のiマックん3号の到着を待つ間には、随分昔に友人から譲り受けた、化石のようなパワーブックが大活躍してくれました。

その友人というのは、6年前にこの世を去ったベルギー人のアーティスト、Roger Licot。
この古びたMacを開く度、彼が止めてしまった時間に触れているような気がします。

今日はそんなことからおセンチに、彼の想い出にしばし浸ってみたいと思います


ロジャーの作品は、今でもここに残されているウエブサイトで見ることができます。


* Loger Licot Official Website *

roger licot website



この表紙にある2枚の絵、タイプが全く違っているのにお気づきになりした?
コケティッシュでセクシーな左の絵とは対照的に、右の絵には、無機質で退廃的な空気が充満していますね。


2006年の夏、ロジャーは突然に癌の宣告を受け、それから二ヶ月も経たないうちに旅立って行ってしまいました。彼の絵のスタイルががらりと変わってしまったのは、この自分の癌のことを知るたった何ヶ月か前のことでした。

roger licot, butterfly, 油絵 絵画販売それまでの彼の作品といえば、フランス系のアーティストらしく、ポップで、女性の『服を脱がないエロティシズムの追求』というテーマが中心でした。

それが突然、唐突に、彼はインスピレーションの対象を、剥げたペンキや割れた茶碗、空虚な街角などの破壊的な物質へと移してしまったんですね。

その当時は、あまりの絵の売れなさに、やけくそになってまた違ったことをやりだしたんだね、なんてからかったりしてたんですが、それから間もなく、なんだか腰痛がひどくなったとかで、毎月欠かさずに顔を出していたギャラリーの月始めのオープニングも欠席するようになり、そうこうしてるうち、突然、自宅で倒れて救急に運ばれたということを聞きました。

roger licot, butterfly, 油絵 絵画販売結局その時の診察で、すでに癌があちこちにできていることが見つかって、医者からは "You have no chance" (もうできることはない)と告げられたそうです。

この絵のスタイルの変化は、ロジャーが自分自身気づいていなかった、彼の体の中にあった変化が表に現れてきていた物だったんですね。


アートというのは不思議な物です。

わたし自身、絵を描いている時には身体の芯が妙に火照って、冬の寒いときにでも汗が出てきて、製作の途中でヒーターを切ってしまうことがよくあります。絵の具の上を滑る筆の動きに意識がどんどん同調していき、気がつくと時間は何時間も飛び越えていて、目の前には最初に意図した物とは全く違った絵があったりもします。
こんな風に絵を描いていると、何か自分の意志を超えた、もっと根本的な何かが、カンバスの上に映し出されてきているように感じます。


余命6ヶ月の宣告を受けてから、ロジャーは自分のアパートメントで最後の時間を過ごすことを選びました。
わたしと同じで、外国からこのサンフランシスコにやってきて、一人でアートに取り組む生活だったので、それからは、わたしと、アートコレクターでロジャーとはよく一緒にツルんでいたわたしの元カレのジョータロー、同じフランス語を話すことで気があっていたフランス人アーティストの ☞Erika Meriaux、それにロジャーの長い友達だった弁護士のラモナと、その四人のメンバーでシフトを組んで彼の残された時間を見守りました。

双子座だったロジャーは、情報通で顔が広く、いつも沢山の人たちとの交流を楽しんでいたのですが、最後に受け入れたメンバーがたったこの4人だけ‥。他の人たちには会おうともしなかったのは印象的でした。

結局、それから半年も待たずに、たったひと月半という時間の中でロジャーは逝ってしまいました。

享年53歳。
若すぎると言われるとそうかなあとも思います。
でもロジャーの逝き方は、本当に彼らしいものだったと思います。

ロジャーの身体は、彼の希望で献体に捧げられ、お葬式なんてものもなし、お墓すらも残ってはいません。
それだから余計に、今彼は、長い旅行かなにかに出かけていて、ある時不意に、またひょっこりとギャラリーのオープニングなどにあのとぼけた顔を出してくれそうな気がします。
彼の旅立ちは、それまでわたしの中にあった『生きる』という意識を全く違った物に変えてくれました。


ロジャーが逝った日。

午後の早い時間に入ったジョータローからの電話でアパートメントに駆けつけた時には、部屋の真ん中におかれた病院支給のベッドの上に、もう息をしていないロジャーの身体だけしかありませんでした。

safe trip, 油絵 絵画販売何かにちょっと驚いて目と口を開いた瞬間、からだからが抜け出して、そこで動きがストップ‥という感じで固まってしまった顔‥。
それはまるで、ロジャーが自分の彫刻像でも作ってわたしたちをからかっているようで、全く現実身など感じられるものではありませんでした。

サン・ホゼから来る献体の引き取りが到着するのに2時間ほどかかるというので、それを待つ間、何かの書類を書いているナースの隣にジョータローとラモナと並んで座わり、ずっと話をしていました。

今まで人の死に目などといったら、もっと厳かで仰々しい物を想像していたのですが、なんだか集まったメンバーがメンバーだけに‥ B型水瓶座のジョータローは、全く動揺することもなく、いつものようにひょうひょうとしてるし、弁護士のラモナは、ナースとこれからの事後処理を話すのに忙しい様子。わたしはわたしで、この初めての体験に意識の反応が追いついていかず、ただじーっともう動かなくなったロジャーの顔を見つめてるだけ。

たった数ヶ月前のギャラリーオープニングでは、いつものように、ワインのコップ片手に一緒に隅っこに陣取って苦手なお客さんの相手をさぼっていたりしたのに、今はこうして、蝋人形のように固まった身体がその開いた目を閉じることもなく目の前に横たわっているだけなんて‥。

そんなことを考えているうちに、その”ちょっと不思議なこと”が起こりました。


実はロジャーには、ずーっと一緒に暮らしていた彼女さんがいたんです。
でもその彼女さんは不幸なことに、何年か前に受けた暴行で脳が損傷してしまい、今は自分の名前すらも覚えてないという状態でした。
もちろんその日もロジャーが逝ってしまったなんてことは彼女さんは全く分かっていない様子で、ひとりで隣の部屋に座っていました。

safe trip, 油絵 絵画販売その彼女さんがいきなり、座っているベッドから天井の方を見て、何かと戯れるように手を動かしだしたんです。

『ああ、ロジャーは今、あそこにいるんだ‥。』


こんな話を書いちゃうと、『また、また、また〜‥』って声が飛んできそうですけどね。でもなぜかこの時にははっきりと、不自由な身体から抜け出たロジャーのが、確かにそこに、彼女さんには見えているんだなあと感じられたんです。

以前読んだ、元パイロット、内田幹樹さんの ☞『機長からアナウンス第2便』の中に(お勧めです!)、『フライト中にUFOを見ることはたまにあるけど、そんなことを話して定期的に受けなきゃいけないパイロットの適性検査に引っかかっちゃったら困るので、言わないだけだ』というようなことを書いてありました。
ほんとにそんな感じですよね。

ちょっと前に、仏教国であるハンガリーの友人が、『肉体というのは単なるの乗り物で、その乗り物である身体が消耗して使えなくなった時、そこからが離れて次の場所に向かう現象が、わたしたちが”死”と呼んでいるものだよ。』と話してくれました。

わたしたち日本人には『輪廻転生』という言葉でおなじみですが、というのは決して消えてなくなってしまうような物ではなくて、定期的に、この世に”身体”という仮の乗り物を与えられて、一定期間の訓練を受けているんだといわれます。そしてその訓練を終えた時、はそれまで使っていた身体の中から解き放たれてまた次の場所へ向かっていく‥。
目の前にある硬直したロジャーの抜け殻と、その彼女さんのずっと何かを追うような目の動きを見ながら、まるで今、実際にその様子をこの目で見ているような気分でした。

今ごろロジャーは使い古した身体から抜け出して、またどこかで新しい人生を始めているんでしょうね


ロジャーが旅立った次の日からは、ラモナが彼女さんをロジャーが手配していた障害者のホームへと送り届けている間に、わたしたちは、彼のアパートメントの整理と掃除にとりかかりました。
そこに残されたすべての物を整理しながら、人間というのは、実際、本当に自分が持っているものというのは自分自身の魂だけなんだなあということを実感しました。

この世を離れるときに持っていけるものはただ自分の魂だけ。
その他のすべての物はこの世界からの”借り物”にすぎず、自分が使った身体でさえもここにおいて旅立って行くんですね。
反対に言うと、人間というのは自分の魂さえあれば、どんな風にでも生きていけるということです。

そんなことは、今までにもう様々に言われ尽くされて来て、頭の中では理解しているつもりだったのですが、実際こうして『感じ』てみると、あらためて全く違った角度から『生きる』ということを考えさせられます。

残された時間の中で、動けない身体でも払い続けなければいけないアパートメントの家賃のことをずっと心配していたロジャーでしたが、結局はそんな気苦労も無用だったくらいに、さっさと魂の解放を迎えてしまいました。
わたしもこれからは、10年先、20年先のことなど心配して右往左往するのはもうやめて、『今をどう生きるか』ということにもっと集中していきたいと思います。


ところでそうそう、このロジャーには、なんと大きなびっくり箱が隠されていたんです!

ロジャーが旅立つ少し前に、本棚の奥から古いファイルを取り出して、彼の若かりし頃の作品のコピーやポートフォリオなどを見せてくれたんですが‥、なんとこの" Roger Licot "、今でこそこうして、サンフランシスコのわたしの(貧乏アーティスト仲間などといばって呼んでられますが、若かりし頃は華のニューヨークはマンハッタンで、あの”プレーボーイ・マガジン”のカトゥーニストをやっていたんですね!

これはちょっと、あなた‥、書いてしまうと簡単ですが、もちろんこれって誰それが簡単にやれることではありませんよ(汗)

なんだか60年代のぶっといネクタイをはめて、気取った顔でお洒落なファッション雑誌のインタビュー記事に載っている華やかなプチ・セレブの写真と、今目の前にいる、サンフランシスコの小さなアパートメントで、来月の家賃の心配をしながら53才になったばかりの人生を終えようとしている痩せ細った一人のアーティストの姿を見比べながら、人生の中に隠されている時間のトリックを見せられる思いでした。

カールスジュニアロゴこのプレーボーイ・マガジンの話の他にも、アメリカではマクドナルドと肩を並べるハンバーガー・チェーン、”カールスJr.”のキャラクターが彼の創作だったり、その他、似たような『眩しすぎて見えない』ストーリーが過去のポートフォリオから次々に出てくる、出てくる‥。
(ちなみに、何か日本の芸能人が自分の将来を聞かれたときにこの『眩しすぎて見えない』と答えてそのオリジナリティーを讃えられていましたが、これは単に、 ☞オプラ・ウィンフリーの言葉 " When I look into the future, it's so bright it burns my eyes. - Oprah Winfrey " のパクリですね

実はこんな過去の話は、それまでロジャーと普通にツルんでいた間は全く知りませんでした。
‥というより、ロジャーも時々思い出したように、以前はカトゥーンを描いていたとかコミックを出したとかいった話はざっとしてたような気はしますが‥、でもまあ、『そんなこと』は、サンフランシスコでアーティストやってる連中なら多かれ少なかれ誰でもやってるようなことで、取り立ててそこにスポットライトを当てて掘り下げて話すことはなかったんです。
でもそれが、‥繰り返し言っちゃいますが‥、あの”プレーボーイ・マガジン”だったとは‥(汗)

これほど華やかな人生の一コマを送りながら、その約20年後、最後はこの小さなサンフランシスコのアパートメントで親しい何人かの友人だけに囲まれながらひっそりと人生を終えていく‥。
誰でも一生に一度は小説を書けるといいますが、このロジャーの人生からも、壮大な一つの物語が産まれて来そうですね。


roger licot, 油絵 絵画販売話はちょっと変わりますが、実はロジャーのウエブサイトの表紙にのってる右側の絵、わたしはこの絵が大好きで、彼が旅立ってしまった後はわたしが譲り受ける(ほぼ)予定だったんです。

ところがロジャー亡き後、あるギャラリーが開いたチャリティーの展示会に彼の絵はほとんど出品されてしまい、この作品も売りに出されてしまいました。
でもわたしの呪い‥じゃなかった‥祈りが通じたのか、この絵は最後までずっとずっと粘って残っていたんですが‥、結局最後の最後でさっとトンビにかすめ取られていっちゃいました

そのラッキーなトンビというのが、なんと、あの世界最大のインターネット掲示板、 ☞ " クレイグス・リスト " の創設者、クレイグ・ニューマークだったんですねぇ。
最後までやってくれちゃったねっ、ロジャー!

ちなみにこのクレイグスリストについての説明は、 ☞こちらでどうぞ。


結局クレイグに(‥ってまた馴れ馴れしく呼んじゃってますが、もちろんわたしは知らない人ですー汗)取られてしまった絵の代わりに、今、わたしのベッドの横にはこの絵がかかっています。

そういえばこう書きながら、ロジャーが作風を変えた時、『次の作品は剥げたペンキのテクスチャーを追求している』と、その彼の新しいチャレンジについて熱心に語っていたのを今思い出しました。
考えてみれば、この作品があの時彼が描いていた絵だったんですね。



もしかしたら、この絵はその時からわたしのところに来る運命だったのかも‥なんて、またおセンチはいっちゃってます(汗)


こうして毎日ロジャーの絵を見ながら、そこに彼を感じます。
アーティストというのは作品とともに、ずっとずっと生き続けるものなんですね。

なぜ絵を描くのか?
それは、自分が生きてやむにやまれぬものがあるから‥。
それを伝えるメッセージが、わたしにとってのアートです。

わたしも自分の身体が消えてしまった後、わたしの描いた絵を通して、わたしの生き様が人の心に蘇るような作品を描いていきたいと思っています。

今日はなんだか想い出に浸りながら、柄にもなくしんみりとした話になっちゃいましたね

6年前、このラップトップをロジャーから引き継いだ時は、わたしはまだOS9を使っている頃で、その当時はこのPowerBookに入っているOS Xパンサーのシステム始め、ソフトはみんな輝かしい最新のものでした。
それからたった数年で、もうこれに入っているSafariでは、フェースブックすらも満足に見ることができません。
加速していく技術の進歩の速度には、ちょっと怖くなるくらいです。
このラップトップの不自由さが、ロジャーが逝った時間の経過を浮き彫りにしてくれているような気がします‥。

今日もわたしのアパートメントの部屋ではロジャーの掛け時計が、彼の心臓の音を刻み続けるように、そのうるさ過ぎる秒針を響かせながら時を刻み続けています。


それでは今日はこれくらいで。

ひろこ





ブログ村のリスティングで他のアーティストのブログをチェック♪ 〜Enjoy




スポンサーサイト

テーマ:アートー画家・絵画・アーティスト
ジャンル:日記

tag:アート アーティスト 生と死 ロジャー・リコット 油絵作品 話題 輪廻転生

コメント:

No title

ロジャーさんの無機質で退廃的な絵・・・ものすごい存在感とメッセージを感じます。感動しました!!

今は、どこか別の世界で新しいジャンルの絵を描いているのかなぁ?

Re: No title

おお!Masahito-san、早速読んでいただいてありがとうございました。
うれしいです。

よい週末をお過ごしくださいね。

ひろこ

No title

プレーボーイのカトゥーニスト!?
カールスJr.のキャラクターを描いたデザイナー!?
いや~、びっくりしました!!
すごい方とお友達だったんですね。
記事を読んで彼の一生を思うと、しんみりした気分になってしまいました。

ところで、ひろこさんの文章、アメリカ生活長いように見えませんよ。
私、好きです。(^_^)

Re: No title

リリさん、ありがとうございます。
そうそう、その日本語なんですが、実はなぜか、書くのはすらすら出てくるんですよね。でも、話しだすとやっぱり変です(汗)不思議ですよねえ。
最近は、英語も中途半端だし、日本語もなんだか忘れ気味だし、自分の言葉がわからなくなってきました。
先日、チビピグにずーっと一日つきあって英語話してて、ジャパンタウンで突然日本人のお友達のお母さんにあったとき、日本語が出てこずに、ものすごく変な日本人してしまいました。ちょっとショック(汗)

ロジャーのお話、読んでいただいてうれしいです。
誰かがこうして語り続けていく限り、ロジャーのアートと魂は存在し続けてくれるんだと思います。

リリさんも、すてきな家族と良い一日をお過ごしください。

ひろこ

No title

ロジャーの彼女の行動、神秘的ですね。私、この世に科学では分からないことがあるのッて素敵なことだと思います.なんでもわりきてれしまったらつまらないですもん。
信じるなあ。。良いお話をありがとうございます。
『今をどう生きるか』ということにもっと集中していきたい、、Hiroko
さん、私も激しく同感です。

Re: No title

わくどきさん、お立ちよりありがとうございました。

そうですよね。全く”これはみたものしかわからない”っていうものを実際に体験しました。
そもそも人間の体って、結局は『物質』で構成されてるのに、それが意識を持って動いたり考えたりすること自体が不思議ですよね。このとき、はっきり答えがわかったような気がしました。
なんかそう考えると、もうそれまでくよくよ悩んでいたことの半分以上が解決っ!って感じで‥(笑)

わくどきさんも、よい一日を!

ひろこ

No title

ひろこさん。あんたは本当のアーチストですね。こんなしっかりとしたブログは普通の人には書けませんものね。私のブログなどは、まったく単細胞の経験談です。

ところで、昔40年も前ですが、福岡県のアーチストが母体となり、博多ルネッサンス、、とうものがあり、親方の櫻井 コウシン、、という絵描きがいて、日本からもいろんなアーチストがサンフランシスコの‘彼のところに来てました。70年代前半、もうここは、つまらないと言って、フランスのパリに移りました。
私は、彼の家(コミユーン)でしばらく住んでいました。

Re: No title

オヤジさん、わざわざわたしのブログをのぞいていただいてありがとうございました。
いえいえ、オヤジさんのお言葉には、いつも笑ったり勇気をいただいたりして、今ではファンの一人です。
サンフランシスコにいて、身近なことがいろいろ書いてあるので参考になります。

そうそう、福岡はけっこういろんな芸能人やアーティストがでてるんですよね。自己顕示欲の強い人たちが揃っているんでしょうか?(笑)

また、ちょくちょくオヤジさんのところにもよらせていただきます!

ひろこ

初めまして。

初めて拝見させていただきました。
ロジャーさんは素晴らしい人生を送ったのだと思います。
芸術家(私はアートという言い方は好きではないので(^_^;))の人生は夢のようなものだと思います。
その人が残した作品にこそ、真実があって、
実際に生きていた時というのは幻のようなものなのだと思います。
そう言う意味ではロジャーさんも確かに「生きていた」のでしょう。
実を言うと、私は天使に助けられたことがあります。
みんなバカにするのですが。
私が美大の時に、バイクでもらい事故に遭いました。
私がバイクで走っていたら、いきなり横道から出てきたバイクにぶつけられ、宙を舞いました。
その瞬間、「頼む!作品作り続けたいから利き手の右手だけは無事でいてくれ!!!」と思いました。
アドレナリンが出ていたのかはわかりません。
路面に激しく叩きつけられた瞬間、
金色に光る衣をまとった天使が私の目の前を微笑みながら通り過ぎていきました。
その後救急車で運ばれ、検査したところ体中を怪我していましたが、右手だけは無傷でした。
咄嗟に右手をかばったからだろ?とみんなは言いますが、
私は見えない力を感じました。
ちなみにバイクは修理費が20万円以上かかりました。
それほどの事故だったのです。
でも利き手の右手が無傷だったので、作品を作り続けることができました。
ロジャーさんの彼女さんには、天使に導かれているロジャーさんの魂が見えていたのではないでしょうか?(私はクリスチャンではありませんが)
そうやって少ないながらも気を許した友人に見送られて、この世に作品を残し、旅立ったというのは幸せだったのではないでしょうか・・・。(勝手なこと言ってごめんなさい)
ロジャーさんの最期の生き方、彼女さんの行動、きっと天使の導きが働いていたのだと思います・・・。
せめてそう思いたいです・・・。
作家の作る作品というのは、意図していなくてもその人の内面が出ますよね?
ロジャーさんは自分の最期をわかっていたのではないでしょうか・・・?
そう思わずにいられません。
私も一旦芸術家モードにスイッチ入ってしまうと、平気で徹夜とかしてしまいます(笑)
良くも悪くも・・・ですが。
でもそれでいいのだと思います。
夢中になれるものがあるのは恵まれていると思いますよ。
ひろこさんもその魂をいつまでも忘れないでいてくださいませ。
残された人間がその生を全うするのが亡くなった方への手向けになるのだと思います。
長文失礼いたしました。
ロジャーさんの魂に安らぎがありますように・・・。

Re: 初めまして。

中島さん、わたしも”目に見えない”何かをいつも信じてる方です。
中島さんが”天使”といわれる物も、やはり存在すると思います。
そうでなかったら、基本的に、人間がこうして熱をもち、動いたり考えたりすること自体が不思議ですよね。

わたしも、自分の『最後の時』についにみることができるものを、楽しみに(?)これからの時間を送ってみようと思います。

でも、バイクの事故で、ご無事で本当に何よりでした。
お立ち寄り、ありがとうございました。

お返事ありがとうございます。

私も見えない力というのはあると思います。
私はタバコを吸うのですが、
イギリスのタバコなので日本ではマイナーなタバコで、
いつも馴染みのタバコ屋のおばあちゃんが私のために仕入れてくれていました。
そのおばあちゃんは、うつ病の私の悩み相談にも乗ってくれ、
いつも優しく慰めて励ましていた方でした。
でも、去年の暮れに天に召せれたそうです。
大事な理解者を失って、とても悲しいです。
そして今年の初めに、私は一人で酒飲んでて、
外の空気を吸いに外に出たら頭から転んで、
道には直径40cm位の血だまりが・・・。
うちの前の道は夜中でもスピード出す車が多くて、
それに轢かれていたかもしれないし、
脳に損傷受けて障害抱えていたかもしれなかったのが、
頭を7針縫うだけで済みました。
きっとおばあちゃんが助けてくれたのだと思います。
本当に私を応援してくれてた方だったので。
やはり私は、「見えない力」というものを感じます。
肉体は魂の入れ物だと思います。
魂こそがその人であり、
その魂で作った作品こそが真実なのだと思います。
私の憧れのレーサーで、片山右京という方がいます。
片山右京さんが以前可愛がっていたレーサーが、
テスト走行中に亡くなりました。
そのレーサーは、生前、
「右京さん、俺はルマン24時間耐久レースで走ることが夢なんです」
と言っていたそうです。
その年、右京さんがルマン24時間耐久レースで走った時は、
そのレーサーの遺品のレーシンググローブをつけて走って、
「慎吾、ここがルマンだぞ、すごいだろ」と言いながら走っていたそうです。
そしてレース終盤、右京さんはタイヤが破裂してしまいました。
300キロ以上のスピードでタイヤが破裂したら、
普通はコントロールを失ってクラッシュします。
でも右京さんはマシンを押さえ込みました。
結果は2位でした。
後のインタビューで右京さんは、
「見えない力を感じた。あんなの普通は立て直せないはずなのに」
と言ってました。
きっと助けてくれたのでしょうね。
やはり見えない力というのはあると思います。
よく言うけど、
「肉体は魂の入れ物」
まさにそう思います。
魂があってこそ肉体が動き、
作品を作ってその作品に魂が込められている・・・。
これが真実だと私は思います。
ひろこさんも私も、
最後の瞬間に魂を見れれば幸せな死に方だと思います。
それがたとえ野垂れ死にであっても。
ひろこさんにもきっといつかは見れますよ!(*^^)v
私たちは見えない無数の魂や、
見えない力に支えられているのでしょう。

そうそう、誠に無礼かと思いますが、
できればブログを相互リンクさせて頂ければ、
と思います。
勝手なこと言ってごめんなさい。
もしそうして頂けると嬉しいです。

お体にはお気をつけてお互い頑張りましょう。

No title

見えない力を信じることは、自分の救いとなると同時に、いつも自分の上の大きな物を感じながら、謙虚な気持ちで生活を送れることが好きです。
わたしも今までの人生振り返ったら、よくあの時死ななかったなあと思うことがいくつかあります。

相互リンクは、このブログの最後のポストでお知らせしているのですが、いま、とても生活がバタバタしていて、ブログにもてをつける時間がゆっくりもてませんので、また仕事の状況が落ち着いてブログに復活させていただきます時に、専用欄を作りたいと思います。

中島さんも、頑張ってください!
非公開コメント